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緋色の残像

2012年09月16日 21:50

恐らく緋色の火襷のような赤い線が
私の背中に刻まれている事は難なく想像ができた。
振り下ろされる度に感情は行き来し、
拒む力に気を持たせても、
背筋を伝いあがる快感に
ズルズルと穴という穴から、
折檻される悦びの叫びが放出されている気がしていた…

口から洩れるのはただ…

「…いゃ…」

止めて…と僅かに残る普通に・・
少しだけ中途半端に足を踏み入れてしまった・・この世界から
普通に・・戻ろうとする私の残像が言わせていた。
微動だにしなくなった私に、まるで天使が触れるように
火襷の赤い線をそっと優しく主は撫でる。

「…やっ…」

ブルブルと震えが走った。
主は優しく…私の傷ついた身体を労るように撫でていく…

駄目…
痛みだけを残してくれたなら、もしかしたら私は、
主が気が済むまで痛みだけの折檻を、ただ時が立つまで我慢できる…

駄目…
痛みの後に優しく触れないで…

「知ってるか?女の背中は神の最高傑作なんや。可哀相に傷だらけや。」

痛みが甘美に変わる瞬間…
子宮から一気に熱が悩に上がる。
頭から火花が散り、主の指が行き来する毎に真っ白になる。
火花が目の前で大きく弾ける…

「駄…め…ぃゃっ…いっ…ぃく…」

急激に自分の身体が浮いたかと思うと、真っ逆さまに堕ちていく…
計り知れない闇に私は再び堕ちる。

が・・
前に現れた主は

「まだやで」

と笑うと
猿轡を外し、自らの性器を私の口に差し込んだ。
私の髪を両手で掴むと、ゆっくりグラインドさせ、
自分の気持ちいいポイントを探すように自由に私の口という穴を犯す。

飽きたように
その穴から性器を抜き取ると

「舌を出せ」

と一言言い放つ。
躊躇する私に平手が飛ぶ。

「本当のお前が、お前から逃げんようにちゃんと、思い出させたるから。」

そう狂喜な目で笑うと、主は私の口をこじ開けた。

「舌出せ!」

恫喝にめ似た声が響く。

私はそろそろと舌を出す。

「ええ子や」

「ええか、舌引っ込めたらあかんで。」

そう言うと緋色の蝋燭を目の前に差し出した。


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