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アメブロ版RIN LOG** 多くはスマホから呟き的に使ってます♪

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緋色の残像

2012年09月16日 21:50

恐らく緋色の火襷のような赤い線が
私の背中に刻まれている事は難なく想像ができた。
振り下ろされる度に感情は行き来し、
拒む力に気を持たせても、
背筋を伝いあがる快感に
ズルズルと穴という穴から、
折檻される悦びの叫びが放出されている気がしていた…

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2012年09月15日 21:43

「いやぁ~縄は嫌っ。いやっ縄はいやっ…縄は…」
私の叫び声などに躊躇すらしない主は簡単に
俯せのままの私の片方の足首をベッドの足に縄で括りつけ、
私の上に乗り、後ろから猿轡をすると、主は私の顔に自分の顔を近づけ、

「忘れてしまったんやな?ちゃんと思い出そな?」と言って、

更に幅広の黒い首輪を私の首に装着した。

「すぐに逃げるからな、お前は」

と主は笑った。

更にチェ-ンを付け、その先をテ-ブルの脚に巻いた。

「こうやって囚われたかったやろ?お前の夢叶えてやるからじっとしておけ」

主はそう言うとスッと私の前から姿を消した。

「動くなよ」
背後から主の声が聞こえたと同時に主は
私の背中に鞭を振り下ろした。

「んぐっ……」
ヒュンッ…
空を踊る皮の音。
振り下ろされる汗ばんだ肌に纏った湿った音。
叫べない私の濁音。

ジャラジャラとチェ-ンが鳴る。
その四つの音がセットのように繰り返される毎に気が遠退く。


どの位続いただろう…
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欲と罪の狭間

2012年09月14日 21:42

「そうか…お前の身体にも心にも俺を通して知ろうとした想いはその程度だと言う事だ」

「違っ…」

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穏やか

2012年09月13日 21:41

寝てしまった事へのバツの悪さに
息を呑んだ私の微かな気配に

主が立ち上がる。

「決めたのか」

ベッドサイドのライトを淡く調整しながら主が呟く。

淡い光の中に写る主は、攻められる時の主の狂喜的な目ではなく
、穏やかな優しさを持った目に変わっていた。

無言でいる私は重い身体をズルズルと起こす。

「そこでいいから座ってみろ」

ベッドに座る私の前に向かい合うように座った主は、そっと私の頬に手を伸ばした。
私は叩かれるのだと思い身を竦める。
主の大きな手の平は私の頬に触れ涙で化粧も残っていない、ぐちゃぐちゃになった私の頬を撫でた。

私は口を開く。
「決めれません…どちらを選んでも、闇は追いかけてくると思うから…」


ふっ…と
主が笑った気がした。
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出ない答え

2012年09月12日 21:40

「お前の囚われているものはなんだ?」

私は涙でぐちゃぐちゃになりながら首を横に振る

「SMを諦めると言うなら普通に抱いてやる
それを考える時間をやる。
お前が決めろ。
お前が俺に飛び込んできたのだから、
始めるのも終わるのもお前が決めればいい。」


主は、それだけを言い放つと
部屋を後にした。

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