RIN LOG** : だから！アタシのＭ性はどこへ？

『なんでそう思うの？』と問うたらば

『オーラ！すごいですよね！！こんなオーラ発してる人はじめて見た！！さっき俺が入ってきた時のあの一瞥はＳオーラ満開やった』

『あんたがそう思うならそうちゃうか？』

『変態ですか？』と問うので

『わかりません』と答えたら

『俺はノーマルです』と言うので

『おもんない男やな』と言ったらば

『でも。。例えばちびが床におしっこをしてそれを俺に舐めろと言ったら舐めれる』





(￣▽￣;)!!　Ｍやんけ！！！立派な変態やんけ！！！




どう考えても変態じゃ！！！



初対面１２分でアタシにカミングアウトした坊やは堰を切ったように機関銃のごとく自分のことを話し出す(やっぱりＭ？笑)
常連のいつもの男の子が来店して満席なのでアタシの横に補助椅子をだして座る。ドＭだのドＳだのの話はまだまだ続き・・今度はその男子が

『僕はどＳです』とカミングアウト。

『自分でそういうその心は？』と問うと

『女を逝かす事が自分の喜びで自分が逝くのは全く頭にないから、自分をドＳだと言う友人は自分が逝くことも頭に絶対あるので、ＳとドＳのボーダーラインはそこやと思います！だから僕のその友人はただのＳです。』(言い切るんかぃｗなるほど・・聞いていて、とにかくおもしろかったのだが(笑　　実際はボーだラインはどうなんやろ？(;´▽｀A``

そしてそれを聞いた坊やは
『・・・俺は、だったらどっちなんやろって言う前に・・Ｍ？なんかな・・』と頭を抱えるので

『どっちになりたいの？』と問うたらば

『Ｓ！！！』と言うので

『Ｍ上がりのＳの方がＭの気持ちを分かってコントロールしていくからええんちゃうか？』と言ったらば

『だったら風子は俺をＭとして見てＳになったらまず俺をコントロールするのにどうするの？』
と・・・難題を押し付けるので
とりあえず坊やの後ろ髪を引っつかんで引き寄せて坊やの耳元でアタシは・・・

♪ひとつのこらず君を 悲しませないものを
君の世界のすべてに　すればいい
そして僕は　途方に暮れる

ふざけあったあのリムジン遠くなる　君の手で
やさしくなれずに　離れられずに 思いが残る

・・・・と歌ってやった。

目をまんまるにして言葉も出ない坊やを見たアタシの友人はすかさず

『ちびやめとけ！！新規の客やぞ！』

と止めるので。『まぁ飲めや！』と坊やに瓶ビールを注いだおいら。
黙ってグラスを傾けた坊やはボソッと

『ちびみたいな女初めて出逢ったので付き合ってください』と言うので

『アタシは自分をＳではなくＭに自然にしてくれる男が好きやねん。それ以外の男は興味ない。でも君の声はえぇ声やからそれだけは興味ある♪』
と・・正直にカミングアウト(笑

『俺がＳになったらいいんすよね？電話番号教えてや』と言うので

『そやな♪アタシを足元に素直に跪かせるＳになったらええんや♪まっ・・アタシは、ほぼこの店に毎日居るから番号なんか教えんでも縁があったらまた逢えるんちゃう(o￣ー￣o) ムフフ』
と言ったらば、坊やは

『確かに！！来週出直します。』
と言って丁度、団体様お開きの時間となりまして去った坊や。

帰り道・・家までの距離を少し酔った足でふらっとしながら・・ふと思う・・
おいらのＭ性は一体どこに消えてしまったのか(￣▽￣;)!!ガーン


たまには出逢った時からＳな男子に出逢ってみたいものである・・・・